全日本 ユース(U-18)ソサイチ選手権大会 (プレ大会)の結果が「サッカーキング」に掲載されました

もう一つの選手権。『全日本 ユース(U-18)ソサイチ選手権大会(プレ大会)』が初開催!優秀選手はセレクションを経てドイツへ。一般応募枠によるセレクション開催も決定!

2017年1月8(日)、一般社団法人日本ソサイチ連盟(http://j-society.com/)は、当連盟初となるU-18世代を対象にしたソサイチ大会を味の素スタジアム(東京都調布市)にて開催した。
今大会には全8チームが参加。特徴的なのは、サッカーやフットサルといった競技が異なるチーム。そして部活やクラブといった活動形態が異なるチームが一同に会しているという点。普段は対戦することのないチーム同士がマッチアップをするといった点は、ソサイチならではの面白さであるといえるだろう。

【参加チーム】
FC GOIS
LSS MITAKA
大森FC
FCトリプレッタユース
ARIANSA CLUB
法政大学高等学校
都市大附属フットサル部
デールさいたまU18

【大会レポート】
<グループA>
初戦はトリプレッタとFC GOISが大量得点で幸先の良いスタートを切る。予選2試合目では両者が激突するものの、一枚上手なFC GOISが危なげのない試合運びで勝利を収め、2試合目にして予選突破を決めた。この後トリプレッタも2勝目を挙げ、FC GOISに次いで2位で予選を通過。グループA最後の都市大附属とMITAKAの対戦はMITAKAに軍配が上がった。

<グループB>
関西から参戦したアリアンサは、フットサルチームならではの優れたボールコントロールを随所で発揮。2勝1分けでグループ1位通過を決める。大森FCは健闘を見せたが勝ち星に恵まれず。法政とデールさいたまの予選通過を懸けた直接対決は法政が制し、決勝トーナメントへコマを進めた。

<準決勝①>
グループAで突出した強さを見せたFC GOISは法政に今大会唯一となるゴールを許すも、安定した力を見せ3-1で決勝進出を決める。

<準決勝②>
アリアンサ(フットサル)とトリプレッタ(サッカー)の準決勝第2試合。競技が異なるチーム同士の対戦は両者一歩も譲らずスコアレスドローでPK戦へ。PK戦を3-1とモノにしたトリプレッタが決勝へ駒を進めた。

<決勝戦>
予選同組のチームによる対戦となった決勝戦。開幕戦で対戦した「ポルトガル vs ギリシャ」が再び決勝で相見えたEURO 2004を彷彿とさせる。

『FC GOIS vs FCトリプレッタユース』
決勝戦を前にして、味の素スタジアム全体に響き渡るFIFAアンセムに、選手の表情には高揚感と緊張感が広がる。アンセムがやみ、会場全体が静まり返るなか、鳴り響く審判の笛で決勝戦がキックオフ。
予選でトリプレッタ相手に4-0と大勝しているFC GOISは、開始早々先制点を奪う。トリプレッタも積極的に攻めに転じるが、FC GOISはその後もきっちりとチャンスを得点につなげ、結果は3-0でFC GOISが初代王者の座に輝いた。

【優秀選手】
松佐川 晴也(ARIANSA CLUB)
庵下 義樹(ARIANSA CLUB)
千葉 慶大(ARIANSA CLUB)
上原 颯(ARIANSA CLUB)
斉藤 剣悟(デールさいたまU18)
有安 慈(デールさいたまU18)
渡辺 航世(デールさいたまU18)
瀬倉 大心(デールさいたまU18)
石山 大雅(FC GOIS)
岩崎 星也(FC GOIS)
味澤 陽生(FC GOIS)
富野 迅(FC GOIS)
相葉 陸政(LSS MITAKA)
荒井 佑大(LSS MITAKA)
出原 隆恭(LSS MITAKA)
石山 元(LSS MITAKA)
進藤 昇也(都市大附属フットサル部)
上野 晃(都市大附属フットサル部)
唐牛 聖矢(都市大附属フットサル部)
高野 路万(FCトリプレッタユース)
田村 和己(FCトリプレッタユース)
宮澤 亮太朗(FCトリプレッタユース)
永井 悠太郎(大森FC)
達家 竜馬(大森FC)
桑田 一平(大森FC)
浅野 孝太(法政大学高等学校)
利光 玲汰(法政大学高等学校)
白川 峻士(法政大学高等学校)

※本大会参加選手から優秀選手を選出。優秀選手 + 一般応募選手によるセレクションを開催。セレクション通過者による選抜チーム「U-18ソサイチ日本選抜」を組織しドイツ遠征を実施する。

U18ソサイチ日本選抜・セレクション一般応募ページ
http://jsl-society.wixsite.com/u-18

【終わりに】
全国高校サッカー選手権の真っ最中であったが、その裏側でも多くの選手たちが躍動した。
全国高校サッカー選手権の舞台に立っている選手達は、素晴らしい実力と可能性を兼ね添えているだろう。しかしながら彼らは同世代の中でもほんの一握りの存在であるとともに、そこに立てなかった選手達もまだまだ多くの可能性を秘めている。
日本ソサイチ連盟では、
「もう一つの頂点。もう一つの選手権。」
をテーマに、今大会に想いを込めて発足したという。より多くの選手に何か違う形でスポットライトが当たる環境をつくりたい。そしてそれが自分のチーム、自分がプレーしている環境(フットサルorサッカー)に少しでも還元されればこれ以上嬉しい事はない。と日本ソサイチ連盟の担当者は語る。

まだまだメジャーではないこの「ソサイチ」という競技ではあるが、近年は多くのエンジョイプレーヤー、競技志向のプレーヤー、年齢、性別、国籍など関係なく親しまれているという。

日本ソサイチ連盟は、アンダーカテゴリーにおいても普及を進め、「誰もがいつでも気軽に楽しめる競技」として、益々の普及・発展を推し進めていく。

※ソサイチ(7人制サッカー)とは?
アマチュアカテゴリーを中心に多くのエンジョイプレイヤーに楽しまれているフットボール。詳しくは一般社団法人日本ソサイチ連盟(http://j-society.com/)のHPまで。

※全日本ユース(U-18) ソサイチ選手権とは?
日本ソサイチ連盟が主催するソサイチ(7人制サッカー)のU18世代の頂点を決める大会。ボールに触れる機会が多く、展開の早い競技として、サッカー・フットサルそれぞれの特性を活かせる。育成年代のうちにこのソサイチを取り組む事により、サッカー・フットサルそれぞれの向上に少しでも繋がっていくことを願い、本大会をプレ大会と位置づけ開催した。

<引用元>
もう一つの選手権。『全日本 ユース(U-18)ソサイチ選手権大会(プレ大会)』が初開催!優秀選手はセレクションを経てドイツへ。一般応募枠によるセレクション開催も決定!

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