このたびのブラジル遠征におきまして、甲斐修侍氏がソサイチ日本代表のテクニカルディレクターに就任いたしました。
甲斐 修侍氏プロフィール
選手歴:
AZUL
ESPORTE FUJISAWA
CASCAVEL TOKYO
CASCAVEL FUTSAL CLUBE(ブラジル)
CASCAVEL TOKYO
ASSEN(ブラジル)
CASCAVEL TOKYO
ASV PESCADOLA MACHIDA(Fリーグ)
小学3年で大阪の高槻松原FCでサッカーを始める。第7回全日本少年サッカー大会で全国3位。中学2年時にはJr.ユース日本代表に選出。阿武野高校から関西社会人1部リーグ東大阪FCを経て、京都のKYOKEN FC所属し、京都府の国体選手として愛知県で開催された「わかしゃち国体」で優勝。25歳のときに山梨県でフットサルチーム「AZUL(アズー)」を結成し、第3回全日本フットサル選手権で準優勝する。その後、神奈川の「エスポルチ藤沢」を経て、1999年にペスカドーラ町田の前身となる「CASCAVEL(カスカヴェウ)」を設立。2001年には日本人初のプロ選手としてブラジルでプレーするなど、黎明期からフットサル界を牽引する。
2017年5月に行われた自身の引退試合には、ブラジルからフットサルの皇帝と呼ばれるファルカンも駆け付けた。
甲斐修侍氏のコメント
この度、ソサイチ日本代表の活動に関わらせていただくことになりました、甲斐修侍です。
近年、アマチュアプレーヤーを中心に親しまれている『ソサイチ』ですが、ここ最近ではサッカーやフットサル関係者からもその言葉をよく耳にするようになりました。
ソサイチの公式リーグ『FOOTBALL 7 SOCIETY LEAGUE』が全国各地でスタートし、初めてブラジルへの遠征活動を実施するということで、私自身このプロジェクトにお声掛けをいただけたこと、大変光栄であると共に非常にワクワクしています。
今でこそ、フットサルは全国リーグである『Fリーグ』が組織され、女子リーグもスタートしていますが、自分がフットサルを始めた当時はフットサルがここまでの発展を遂げることになるとは想像も尽きませんでした。この先『ソサイチ』がどのように発展していくかは、同じように想像できませんが、フットサル黎明期と言われた当時と、どこか似ている部分も感じています。Fリーグが発展してきたのは、本当に多くの方のご理解・ご協力があってこそでした。『ソサイチ』の今後の展開に、少しでもお役に立てればと思い、今回、この話をお受けさせていただきました。
昨シーズン、ペスカドーラ町田で現役を引退してから、ジュニアユースを中心に育成に力を注いでいます。今回の話は競技こそフットサルではありませんが、今後自分がフットサル指導者としてステップアップする上で、多くの事が学べるのではないかと思っています。
私自身、ブラジル留学時代に『ソサイチ』をプレーした経験があります。本当にサッカーとフットサルの良さが融合し、エキサイトしたのを今でも覚えています。今回現地で対戦を予定しているチームはそうそうたる顔ぶれで、簡単な試合はひとつもありません。しかし『FOOTBALL 7 SOCIETY LEAGUE』から選ばれた優秀な選手達と、本場ブラジルのチームに立ち向かっていきたいと思います。やるからには勝利を目指します。
そして今回ブラジルで得られるであろう素晴らしい経験を、今後のフットサルの指導現場やペスカドーラ町田の子供たちに還元していきたいと思います。
宜しくお願いいたします。